ルカニ村フェアトレードコーヒーの生産者
キマロ先生が日本から戻りました!



  釜が崎にて  ジャタツアーズには「一方通行の旅に終わらせたくない」というモットーがあります。弊社スタッフのグビとアレックスは1986年から始まった日本からのオルタナティブツアー(農村滞在)の参加者の皆さんが積み立ててくださった基金をもとに、1989年と2002年に日本に招待していただきました。

 今回はオルタナティブツアーとルカニ村のコーヒーフェアトレードプロジェクトの取り組みの一つとして、ルカニ村のキマロ先生が日本を訪れました。10日間の滞在のあと、9月14日に無事にタンザニアへ戻ってきました。

     各地で集まりがあり、キマロ先生はこんなスピーチをしました。

 「(前略)
 私たちがコーヒーを生産するのは、子どもたちを学校に行かせるお金を得るためです。しかしコーヒーの価格が下落してしまい、村での生活が悪化しました。子どもたちへの教育が難しくなってしまいました。

 辻村先生のアドバイスに従って、私たちは日本のキョーワズ珈琲に直接的に販売し、公正な価格とフェアトレード・プレミアムを得ることができるようになりました。そしてフェアトレード・プレミアムで、村が重視する様々なコミュニティ・プロジェクトが進展しました。

 村民たちは、日本の消費者が求めているものを知り、皆さまの健康のことを考えた有機コーヒーをはじめとして、高い品質のコーヒーを栽培すること、よい加工方法に努めることなど、真剣に取り組むようになりました。

 私たちは、上質で最高においしいコーヒーを、皆さんに届けたいと思っております。幸いなことに、私たちの村は火山性の土壌で、アラビカコーヒーの生産に適しております。飲んでいただければ、必ず皆さんは笑顔になるでしょう。
 私たちの友情は永遠です。村民たちはフェアトレード・プロジェクトに敬意を表しております。そしてぜひ、私たちの村においでください。緑豊かで空気はきれい。雪に覆われた美しい山を見ることもできます。必ず楽しんでいただけるでしょう(後略)」

  (途中にも名前があがっている辻村英之さんの訳による。辻村さんはルカニ村コーヒーのフェアトレードプロジェクトに長年に渡って関わっている)

 また、辻村さんより下記のメッセージもいただいています。

「キマロ先生のスピーチを聞いてくれた方々の数は、京都で220名、同志社中学で300名、関西よつ葉連絡会で30名、名古屋で20名、浜松で350名で合計920名になります。その他、釜ヶ崎、能勢、東京でも多くの方々にお世話になっておりますし、皆さまのご支援のおかげで、『多くの友人に会う』という当初の目的を、 果たすことができたと思います。ありがとうございました」

 キマロ先生は、オルタナティブツアー・イン・大阪にも参加しました。「大阪の町を案内する時には、私たちの社会が抱える民族問題を考える機会となるように、在日韓国朝鮮の人々が多い生野区猪飼野を歩く。戦争の歴史を振り返りながら沖縄の人々が集住する大正区を歩き、自給率の低い農業を考えながら近郊の農場で滞在することもある。しかし中でも、炊き出しの会を訪ねる釜ヶ崎を外すことはできない」(マイチケット 山田和生さんより)というツアーだそうです。さて、キマロ先生は何を感じたのでしょうか。

 受け入れ協力者のひとりである山田和生さんは以下のように述べています。

 「キマロさんが驚いていたのは恐ろしいほど高い物価や、希薄な人々のつながりでした。具体的な例をあげると、キマロさんはルカニ村のキマロさんが今暮らしている家で生まれその家で育ち、おそらくその家で一生を終えることになります。先祖の墓も村にあり代々そのような暮らしを繰り返してきました。

通天閣前  日本の都市生活で近所との付き合いやつながりが希薄になるのは(中略)学校や勤務の都合による頻繁な転居が大きな要因となっているのではないでしょうか。キマロさんは私たちの引っ越しの回数があまりにも多いことに驚いていました。
 『人々は移動しながら新しいつながりを求めている』とキマロさんに説明をしたのですが、このような社会のシステムでは人々が新らしいつながりを作るのが容易ではないことに、あらためて気づきました」

 今回の旅でキマロ先生がタンザニア、ルカニ村に持ち帰ったこと、日本の皆さんが今回の出会いで感じたこと、それは小さいことかもしれないけど、大きく化けるかもしれません。楽しみです。

 大切なのは、エリートではない、金持ちでもない、普通の人々がお互いに行き来して交流していくことだと思います。そういう交流の後押しをこれからもジャタツアーズは積極的にしていきたいと考えています。継続はちからなり。オルタナティブツアーは毎年あります!

 KARIBU TANZANIA!(タンザニアへようこそ)


写真撮影:©マイチケット

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