カリブ キンゴルウィラ村


キンゴルウィラ村へのお誘い

サルム・グビ Salum NGUBIグビ
キンゴルウィラ村は、ダルエスサラームから約170 km、モロゴロの手前約13kmのところにあります。およそ600の家族が住んでいます。そのほとんどは、村に程近いウルグル山腹に元々の出身をたどることのできるルグル人です。他にドドマ、コースト、タンガやモシ、キリマンジャロなど近隣の州から新たな土地を求めてやってきた人々もいます。ともあれキンゴルウィラ村の住人は様々な民族がまじりあっているということです。元々の住人のルグル人は母語であるルグル語とカミ語を話します。

村は、独立前には外国の企業が所有していた広大なサイザル畑に囲まれています。独立後、1967年のアルーシャ宣言により政府は、外国人の持っている大きな会社をすべて国有化することに決めました。もちろんこのサイザル畑もその一つです。農地は公社のものとなりましたが、政府が政策を転換した1998年以降、再び民間に売却されました。

キンゴルウィラ村の住人のほとんどは農民ですが、サイザル農場やアメリカ人が最近つくったタバコ工場へ働きに行っている人たちもいます。畑では、主にトウモロコシ、キビ、キャッサバ、米、いろいろな果物などが作られています。その他に綿花やゴマの栽培もしています。農繁期は、12月から翌年の6月にかけてです。今も降水量にたよる農業が行われています。収穫が終わると乾季が来ます。畑仕事が難くなるため、村では小さな商売に関わったり、収穫を祝ったりします。農繁期が無事に終わったことや子供たち-特に女の子-がある年齢に達したことを、昔ながらの踊りで祝うのです。

キンゴルウィラ村の私の家では、1986年以来、日本人のお客さんを迎えています。毎年、3人から7人の人たちが3、4日ほど泊まっていきます。その間、村の中を見て回ったり、私の家族や近所の人々とおしゃべりしたり、畑へ行ってどんな作物がどのように作られているか見たりもできます。アフリカ料理-たとえばウガリなど-の作り方を習う人もいます。私の家族をはじめ、友達や近所の人々がみな協力してお客さんをおもてなししています。


グビさんと自転車

グビさんの家の台所


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