リランガ氏追悼


ジョージ・リランガ氏のお葬式
ジョージ・リランガ  
 リランガの葬儀は6月29日の午後3時よりダルエスサラームのバカラの自宅で行なわれるということでした。2時半ころに着くと、家の外も中も人でいっぱいでした。 日ごろワークショップに使われている場所に棺が置かれ、その周りをカンガを巻いた女たちがゴザにすわって取り囲んでいました。集まった女たち
 奥の部屋も足の踏み場がないほど女たちでいっぱいでした。一番奥の窓の下に白い頭巾に白い衣装のリランガの未亡人が座っていました。「ポーレサーナ」と言って挨拶して手をとると力なくうなずいていました。
ワークショップの部屋に座っている女たちはクワイヤを歌っていました。美しい歌声が響きます。
 リランガの郷里から来た人たちも含め、マコンデ人がたくさん参列していました。独特の顔への刺青をしている人もいます。マコンデ語の話し声も聞こえてきます。
  若きリランガの才能を見出し、ニュンバヤサナー(芸術の家)の作家に迎えたアメリカ人のシスタージーンが白人の司祭と一緒に入ってきました。リランガの親族が棺をとりかこみ、お祈りが始まります。スワヒリ語のお祈りでした。 聖水が棺の上にかけられ、参列者のひとりひとりが棺の周りを回ってリランガとの最後のお別れをします。安らかなお顔でした。全部で800人を超す参列者がいたと思われます。
 埋葬 その後、近くの墓地まで運ばれ、またお祈りがあった後、埋葬となるのですが、緑あふれる盆地にある広々とした墓地に色とりどりのカンガを巻いた女たちをはじめ、たくさんの参列者が集まったようすは壮観と言ってもいいようでした。ニュンバヤサナーの元同僚たちやティンガティンガ派の画家も含めた芸術家仲間たちもたくさん集まっていました。
 突然の訃報で、残念でなりませんが、リランガはこれだけ多くの人に惜しまれて逝くのだなということに感動もしました。合掌。(敬称略)

                                                      (金山麻美)


 

   タンザニアの芸術家たちへ

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