☆グビさん遺児育英基金 第二回めの奨学金を支給☆



2013年8月26日に他界した弊社の創業者の一人であったグビ(Salum Ngubi)さん の遺児の学費援助のための『グビさん遺児育英基金』には多くの方々のご協力をいただいています。 現段階(2014年7月7日)で、66人の方がたから1,082,000円+US$1,862+€535+Tsh1,020,000のご芳志をいただきました。ありがとうございました。

『グビさん遺児育英基金』についてはこちらからどうぞ。→『グビさん遺児育英基金』

本基金としては第2回目の奨学金支給を、長男モハメッドへ7月8日に行いました。

現在18歳のモハメッドは昨年中学4年を修了し、全国統一試験を受けました。40万人あまりの受験者のうち、約58%の23万5千人しか合格しなかったのですが、さらにそのうち、高校進学資格を得るディビジョン1、2、3は7万4千人でした。 さらにその中から公立高校進学者の選抜、割り当てが行われるのですが、6月17日の発表で5万4千人が選ばれました。

モハメッドは、ディビジョン2という優秀な成績で合格していたので、問題なく学費の高い私立高校ではなくて、公立高校の割り当てを受けられました。進学先はタボラにある寄宿制のKAZIMA高校に決まりました。物理、化学、生物、数学を中心に勉強する理科系(PCB)で、2年間です。

 ・高校1年第1学期(2014年7月~11月)、第2学期(2015年1月~6月)
 ・高校2年第1学期(2015年7月~12月)、第2学期(2016年1月~5月)

今回の支給は、以下のものです。
 ①授業料その他雑費(1年分):Tsh580,000
 ②タボラ往復の旅費(第1学期分)Tsh120,000
 ③食費の補助(第1学期分)Tsh300,000(Tsh60,000×5カ月)
 *合計Tsh1,000,000

①に関しては学校からの合格通知に次のように書かれています。細かいですが、興味深いので全部記します。
 A.授業料:Tsh70,000(年間)
 B.学校への寄付:Tsh40,000(用心、教育改善、机、警備)
 C.その他の寄付:Tsh89,000(証明書、写真、ベッド改善、医療)
 D.制服:Tsh146,000(授業用・作業用ズボン、セーター、Tシャツ、タイ、シーツ)
 合計:Tsh345,000

上記は全部学校に納めるものですが、それ以外に必要なものも列挙されています。
 E.教室および寮で必要なもの
 ・白の半袖シャツ、黒の紐で結ぶ革靴、白の長いソックス(ストッキング)、ヒジャブ(必要な女子)
 ・マットレス、鉄製のスーツケース、枕と枕カバー、歯磨き、石鹸、食器、バケツ、食器
 ・小遣い
 ・カンガ(女子)、黒いジーンズ(夜間学習用ー女子)
 ・ノート、レポート用紙
 ・運動着
 ・クワ、ホウキ
 上記にない服装は学校内では許されないと記してあります。

E.の費用をどう見積るかは、保護者(おじさん)とも相談して、20~25万シリングということなので、①として58万シリング支給することにしました。

②はダルエスサラーム~タボラの往復のバス代です。持参する生活用品の運送費で、もう少し必要になるかもしれません。

③については寮でも食事は学費に含まれている建前です。ただ、年間の授業料が70,000シリング(=4,300円ほど)という無料に近い金額です。ウジャマー時代の理想がまだ残っているようです。グビさんの遺族もダルエスサラ-ムにある私立の有名進学校という選択肢も考えていたようですが、皆さんに支えられる奨学生ということで公立高校の発表を待っていた事情もあります。
18歳という食べざかりのモハメッドの食費補助として、日2,000シリング(=約120円)の支出を決めました。これは保護者負担にすべきという意見もあるかと思いますが、次女のハディージャが私立小学校7年でその学費は保護者負担なので、余裕がないようです。私立高校だったら200万シリングくらいの学費がかかるところ、頑張って公立に合格したモハメッドに免じてこの食費補助の支出をご了解いただければと思います。

☆モハメッドからのお礼と抱負のメッセージです

Nashukuru sana kwa msaada wote mlioutoa iliniweze kuendelea na masomo yangu na ktutumiza ndoto zangu.
Ninawahakikishia nitajitahidi kwa namna yoyote ili kuweza kufikia malengo yaliyo mazuri na yenye faida

Napenda sana kuwa daktari. Kwa sababu ni sehemu muhimu sana kwa maisha ya binadamu ambayo itaniwezesha kuwasaidia watu wenye matatizo ya kiafya. Bila kuwa na afya nzuri mwanadamu hawezi kuendelea shughuli zake zengine za kila siku.

私が勉強を続け、夢を実現するために援助してくださった皆さんに心からの感謝いたします。
私はよい、稔りのある目標に到達するように、全力をあげて努力することをお約束します。

私は医者になりたいです。なぜなら人間の暮らしのとてもたいせつな部分である健康に問題がある人たちを助けてあげられるからです。健康でないと人は毎日の仕事などを続けられないからです。

Mohamed Salum Ngubi(モハメッド・サリム・グビ)


長女のアダといい、このモハメッドといい、グビさんに似て温和で優しい、真面目な子どもたちです。グビさんの子どもたちの教育への遺志をなんとか引き継いでいきたいと思いますので、引き続き見守っていただきたいと思います。

今回の支給で、基金の残高は以下のようになっています。
 1,082,000円+US$1,362+Tsh1,027,700 (€535を€1=Tsh2,275のレートで両替)

次回の支給はアダの2回目(第2学期分で、の9月末か10月初め予定です。


 グビさんのことは以下のページもご参照ください。
 グビさんの思い出
 グビさんのシク・アロバイニへ
 第一回奨学金支給

 

(2014年7月11日)


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