サファリの記録

サファリの記録


*タンザニア鉄道でダルエスサラーム~キゴマの旅*


その2(ドドマからキゴマまで)


歌津歩さんより☆2015年6~7月


内陸の夜はやはり冷えます。ですが問題はありません。日中にベッド1台につきシーツ・毛布が配布されるので、それを使用します。列車の揺れはさほど気にすることなく眠れました。さすが、サスペンションが新しい車両です。翌朝、目が覚めて暫くするとタボラ駅に到着。7時40分。タボラ駅までの約850kmをほぼ1日かけて走りました。


タボラ駅とその構内。

そして、どうやら終点のキゴマには夜に到着することが分かりました。お昼過ぎからは食堂車にて乗客・警察官・整備士・食堂車のスタッフとお喋りしたりビールを飲んだり…。その中で、この中央鉄道についての話を聞くことができました。ドイツによるタンザニア人の強制労働でレールが作られたこと(工期:1905年~1914年)、また、奴隷貿易の時代に先祖達がキゴマから歩いて歩いて…バガモヨへ向かったキャラバンルートにほぼ沿っていること。車内はゆっくりのんびりと時間が流れていますが、この時間を平和に楽しめていることに、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。




夕方頃には塩の産地で有名なウヴィンザ駅に到着し、いよいよ旅も終盤に突入。すっかり夜になり、キゴマ駅には6月29日(月)21時40分に到着となりました。皆それぞれに疲れはありますが、無事到着で嬉しそう。インド洋に面したダルエスサラーム駅から、タンガニーカ湖の街まで1,254kmを約38時間で横断しました。翌日には駅舎を見に再び駅へ。駅舎はドイツが建てたもので、どの駅よりも立派でスタイルも異なります。レールを見ると、終着点に来たことがより一層感じられました。この左側にはタンガニーカ湖のキゴマ港があり、ここから北隣のブルンジ、西隣のコンゴ民主、南はザンビアへ向かう船が出港します。また、御年102年の走る湖上の博物館・リエンバ号も見られます。こちらもドイツにより建造され、今なお現役でキゴマとザンビアのムプルングを繋いでいます。余談ですが、滞在中にリエンバ号の船内見学と夕陽のタンガニーカ湖を進む姿を見ることができました。これには大変感動しました。一生忘れないでしょう。

 

キゴマ駅とキゴマの町。

  キゴマでは隣町のウジジにあるリヴィングストン博物館、マンゴーの並木道、またムガンガ(呪医)を訪問しました。食事はやはり、魚のムチュージが大変美味しかったです。

  <その3 キゴマからダルエスサラームまでに続く!



その1はこちらから ダルエスサラームからドドマまで

※関連記事「タンザニアの交通(中央鉄道)」Habari za Dar es Salaam 2015年6月1日付より



 



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