最新リゾート情報(2009年8月)



No.24

セルーの大自然を体感できる-ルフィジリバーキャンプ
Rufiji River Camp(Salous)
夜、テントのベッドで寝ていると、動物の鳴き声が聞こえてくる。声はとても近くから、足音まで聞こえてきそうな距離だ。何の動物かは分からないが、このキャンプの中にまで入ってくるのはきっと草食動物だろう。別のところからは、昼間と同じ、ルフィジ川で聞いたカバの鳴き声が聞こえてくる。そしてもうひとつ、短く高い遠吠え。前日、キャンプのスタッフが教えてくれたハイエナの声にそっくりだ…。

ここ、ルフィジリバーキャンプは、セルー動物保護区にある老舗のテントロッジだ。その名の通り、ルフィジ川沿いに建てられていて、キャンプからルフィジ川を見渡すと、その水を求めやってくる動物たちを間近に見ることができる。また、キャンプが動物の通り道になっていることもあるようで、敷地内に動物の糞や足跡が残っていて、それを見て「何の動物がいつ通ったのだろう」などと想像を膨らませているだけで、滞在も楽しくなってくる。私が行った時も、象が一日に数回キャンプの中に入ってきて、私たちのテントのすぐ脇を歩いていった。冒頭で述べたように、少しスリルを感じられるくらい、動物をとても間近に感じることのできるキャンプなのだ。

キャンプには宿泊用のテントが20棟、その他にもレストラン、バー、プールがあり、滞在者を飽きさせることなく迎えてくれる。テントの造りは簡素だが、ベッド、トイレ、温水シャワーがついているので、テントとは思えないほど快適に過ごす事ができる。料金は3食付になっており、フレンチを基本に、手の込んだ料理が振舞われる。

スタッフはとてもフレンドリーで、空いている時間には、セルーの話や動物の話を聞かせてくれる。さすが老舗のキャンプだけあって、スタッフの心のこもった歓迎に大変感心した。夕食後などは、他のお客さんと共に焚き火を囲みながら、スタッフのこれまで体験してきたサファリの話や動物の話に耳を傾ける。バックミュージックは動物の鳴き声だ。それを肴にお酒を飲む。こんな贅沢はここでなければできないだろう。

このキャンプが提供してくれるアクティビティは3種類ある。ライオンやレオパード(豹)、ハンティングドック(リカオン)などの動物を一目見ようと、セルーを車で縦横無尽に走り抜けるゲームドライブ。ルフィジ川を遡上しながら、カバやワニ、鳥、水辺に集まる動物たちを船に揺られながらのんびり観察するボートサファリ。そして、レンジャーと共に自分の足でセルーを歩きながら、動物と同じ目線に立って大自然を感じることのできるウォーキングサファリがある。これらを、経験豊かなガイド、ドライバー、レンジャーたちが案内してくれる。ダルエスサラームから1泊2日で訪れることができるので、サファリの入門者にも上級者にもお勧めのキャンプだ。



  料金 (3食+2回のアクティビティ付、1室1泊のお値段)
        ハイシーズン $375(シングル)   $590(ダブル/ツイン)
ローシーズン $305(シングル)   $510(ダブル/ツイン)

※ 入園料、保護料が別途必要となります
※ 4月・5月は大雨季のため、閉鎖されます
   

















バックナンバー

トップページへ戻る