最新リゾート情報(2016年8月)



No.41

ビクトリア湖を望む丘の上の静かなホテル
Kolping Hotel(Bukoba)
 
ビクトリア湖畔のブコバの町中から車で坂道を登っていくこと約15分で小高い静かな丘の上に佇むコルピン・ホテルにたどり着く。

美しく手入れされた庭に囲まれ、部屋は簡素だけれども、清潔で気持ちがいい。テレビ、冷蔵庫などもそろっていて、シャワーの時にはちゃんとお湯も出る。

ミッション系のホテルだけれども、レストランの建物の前にあるテラス席でビールを飲みながらビクトリア湖を眺めることもできる。

レストランも明るく広々としていて、親しみやすいスタッフたちが応対してくれる。 気持ちのいいホテルである。

ホテルの名前になっているアドルフ・コルピンさん(Adolph Kolping:1813-1865)の肖像画がホテルの正面に掲げてある。寡聞にしてコルピンさんのことを知らず、アフリカ系の人びとに囲まれたコルピンさんもアフリカ系?の人かしらんと思ったり、生きていた年代から言ってブコバに宣教に来たということは、ありえないだろうと思ったり。
調べてみたら、ドイツでは名高い方らしい。ケルン近郊の貧しい家庭に生まれ、靴職人見習いからカトリック司祭になったコルビンさんは、産業革命で翻弄される職人たちの苦境を知り、「カトリック職人組合」創設し、その状況を克服しようと努力したそうな。そうした職人たちが泊まれるように「コルピン・ファミリー」という宿泊施設を提供したそうで、それが今日のコルピン・ホテルにつながっているようだ。ドイツにもコルピン・ホステルがある。(国際コルピン協会というのがあり、60か国に支部があるそうな)

敷地内の教会の建物は工事中だそうで、日曜日にはホテルの最上階の1室が教会となり、 にぎやかな歌声が響いていた。
わたしたち3人が宿泊した6月には宿泊客が少なかったためか、夕食は昼間のうちにメニューを見て注文しておいた。スパゲティやピザもある洋食のメニューが多かったが、バナナの名産地、ブコバだけあって、バナナ料理も多い。メインの料理、たとえばビーフストロガノフの付け合わせにはご飯やフライドポテトだけでなく、バナナ(揚げか茹で)も選べるのだ。写真のバナナと4分の1チキンの煮込みは8,500。頼んだ時間通りにサーブされる。柔らかくおいしかった。

朝食はフレッシュジュースと果物のほかに、ゆでキャッサバ、マンダジ(揚げパン)、ゆで卵、ソーセージ、揚げバナナにトーストという豪華さはないが、十分なメニューを朝日が昇る湖を眺めながらいただける。ゴンジャ(gonja)という種類のこの揚げバナナの甘酸っぱさがあとを引くのだった。

同行者がラグジュアリーさはないけれど、清潔でゆったりしてとても安心できるホテルだと言っていた。その通りだと思う。丘の上に静かにたっている。野鳥もたくさん遊びに来てた。

1泊朝食付き シングル Tsh45,000/ツイン Tsh70,000

 





        



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