ムフィンディ

タンザニア
旅行トピック
(2012年)

キルワの鳥

5.タンザニアの空にLCC登場

11月29日タンザニアの空にいよいLCC(格安航空会社)が飛び出しました。
Fastjetというその会社はケニアのFly540も買収した会社のようです。
使っている機材はA319 の124席で、現在2機運航しています。

現在の運航ルート、時刻表は以下の通りです。
☆ダルエス→ムワンザ:06:00/07:30、09:00/10:30
 ムワンザ→ダルエス:08:15/09:45、17:15/1945
☆ダルエス→キリマンジャロ 10:30/11:50、19:30/21:30
 キリマンジャロ→ダルエス 12:15/14:00、21:45/23:00

最低運賃は税込みで1席Tsh43,000(=約2,300円)~Tsh200,000となっています。
アルーシャまでのバス代がTsh30,000、ムワンザまではTsh45,000が普通ですから、まさにバス並み。
ただし、最も安い運賃が取れた場合です。往復運賃はありません(単純に2倍)。子ども運賃もありません。
機内食はもちろんなし(購入は可能です)。
預け荷物も20kgまでTsh8,000(=$5)で、それ以上は1kgTsh8,000払い、最大32kgまでとのことです。
(写真はThe Citizen紙 12/3より)

The

                                   (2012年12月)


4.ダルエスサラーム市内列車運行開始

 10月29日にダルエスサラーム市内の渋滞緩和を目指したTRL(Tanzania Railway Limited)とTAZARAの2本の市内列車の運行が始まりました。

 ☆TRL:街中の中央駅とUbungo Maziwa駅を結びます。片道45分間。
     平日は午前2往復半、午後3往復。土曜日は午前、午後とも2往復の運行があります。日曜日は運休です。
      運賃:大人Tsh400、子ども、生徒Tsh100。(写真向かって左側)

 ☆TAZARA:TAZARA駅とMwakangae駅を結びます。片道50分間。
      正確な時刻表はまだないようです。1つの列車が朝と夕方に往復しています。
      運賃:大人Tsh500、子ども、生徒Tsh100。(写真向かって右側)

TRLの列車" TAZARAの列車"
   

                                   (2012年11月)


3.タンザニアの新地図が発行される

 3月にタンザニア本土の州と県の境界変更が行われました。その結果、従来の21州が25州に、県は19県増えて155県となりました。
 イリンガ州が分割されてできたンジョンベ州、ルクワ州が分割されてできたカタヴィ州は、従来の県境がそのまま使われているのでわかりやすかったのですが、ムワンザ州、シニャンガ州、カゲラ州を分割統合してできた新しいゲイタ州、シミユ州は境界がよくわかりませんでした。
 9月になって公式の地図が発行されたようです。これで明確になるでしょう。 

新しい州境を示した地図"

                                   (2012年9月)


2.ATCとTRLの運航再開

 ATCは5月18日、運航を再開しました。4月に壊れた中型機ではなく、今回はボーイング737をリースしたので、タボラ、キゴマ線ではなく、ジェット機の離着陸できる幹線のムワンザ、キリマンジャロ線です。ムワンザへは週13便、キリマンジャロへは3便を飛ばします。就航キャンペーンで、ほかの航空会社(PWとFly540)の半額ほどの運賃で売り出していますが、安定的な運航ができるか、様子見になります。
 タボラへのフライトはなく、キゴマへはムワンザ経由の週5便の高いPW乗り継ぎ便しかない状況は変わりません。

 時を同じくして、5月22日からTRLも運行を再開しました。週2便(火金曜日ダルエスサラーム発)のドドマ、タボラ経由のキゴマ線です。ムワンザ線は再開されていません。また、タボラからの支線であるムパンダ線は週3便運行されています。
 1等~3等まで揃った昔ながらの列車編成ではなく、インドの運営会社RITESが始めた3等座席のみの列車で(1等2等の寝台車は修理中という説明です!?)、運賃も従来と変わりません。噂では運賃値上げを申請したが、却下されたとのことです。こちらも朗報ではありますが、安定運行ができるかどうか、様子見になります。

タボラ駅近くを走るTRLの勇姿" タボラ駅"
   
                                   (2012年5月)


1.エア・タンザニア(ATC)の運航再開と再停止

 昨年2月運航を停止していたエア・タンザニア(ATC)が、今年2月やっとのことで運航を再開しました。48人乗りのプロペラ機で、ダルエスサラーム~タボラ~キゴマ路線を飛び出しました。プレシージョン航空も撤退して、タボラ、キゴマは航空路線がなかったので、待望久しい再開でした。
 しかし、ほっとしたしたのもつかの間、4月9日に1機しかないエア・タンザニアの飛行機が、キゴマ空港で離陸に失敗し、乗客に怪我はなかったものの、機体は中破してしまい、また運航がストップしました。5月に入り、ドバイからボーイング737をリースしたものの、タボラ、キゴマ空港にはジェット機は離着陸できないので、また空路不在になりました。4月の事故の際に、おりからドドマで開かれていた国会では、ATCのような不良公社は国家財政の負担であるから、整理して再建しないというしごくまっとうな議論が出ていました。

 キゴマへは鉄道(TRL)で行けると思うオールドファンがおられるかもしれません。しかし、このTRCも昨年8月、インドの運営会社RITESとの50年の契約をわずか4年で打ち切って、再国営化(正確には再公社化)して、2~3ヶ月タンザニア人の力で走らせたものの、昨年末には運行が停止されています。従って、タボラ、キゴマへはバスでしか行けない状態です。貨物列車も走っていないので、遠いキゴマへの輸送費ははね上がります。
 ATCといいTRLといい、輸送の主役、花形を自力で運営できないとしたら、タンザニア国家、いやタンザニア人の能力が問われるかもしれません。

                                                        (2012年4月)
 

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