ブギリ村

タンザニア
旅行トピック
(2013年)

花


2.国立公園入園料値上げ

 昨年から提案議論されていたタンザニア国立公園(TANAPA)の入園料の値上げは、二転三転がありましたが、正式に決定されました。実施は2013年7月1日からで、2015年6月30日まで有効となっています。

 外国からの観光客は次のようになります。子どもは5~16歳で、5歳未満は無料です。
  ・キリマンジャロ:$70、子ども$20(現在$60、子ども$10)
  ・セレンゲティ:$60、子ども$20(同$50、子ども$10)
  ・タランギーレ、マニヤラ湖、アルーシャ:$45、子ども$15(同$35、子ども$10)
  ・ミクミ、ルアハ、カタビ、ウズングワ、キトゥロ、ルボンド、ムコマジ、サダニ:$30、子ども$10(同$20、子ども$5)
  ・マハレ:$80、子ども$20(変更なし)
  ・ゴンべ:$100、子ども$20(変更なし)

 今回の改定の特色は、従来「タンザニア人」「外国人」という単純な2本立てだったのが、「東アフリカ市民」「東アフリカの在留許可を持った外国人」「それ以外の外国人」の3本立てになったことです。注目されるのはタンザニア在留許可を持った外国人のみならずケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ在住の外国人も、それ以外の国からやってくる外国人の入園料の半額になるという措置です(例えばセレンゲティなら$30で済む)。歓迎すべき改定ですが、現実問題としてサファリ会社のカードで入園料は支払われるわけですから、その人が在留許可証を持っているか否かいちいち点検していたら時間はかかるでしょうし、忘れてくる人もいるでしょうし、不正の発生する要素が増えたかなともいえます。

 車の入場料、飛行機の着陸代、キャンピング料、ウォーキング・サファリのガイド代など軒並み値上げになっています。特に注目されるのが撮影料の大幅値上げです。従来、撮影クルー1名に付き1日$100だったのですが、それがセレンゲティは$300、それ以外の公園は$250とびっくりするような上げ幅になっています。大自然と野生動物を撮影するためには日数が必要なわけで、3名のクルーが1カ月公園内にいたら、撮影料だけで$27,000と目をむくような金額になります。これからは充実した動物番組は見られなくなるかもしれません。

 それ以外に、現在はマニヤラ湖でしかできなかったナイト・サファリが、新たにタランギーレ、ミクミ、ルアハ、カタビで可能になります。これは楽しみですが、TANAPAが観光路線まっしぐらで、その収入を環境保護とくにゾウの密猟対策につぎ込んでくれることを祈ります。

 なお、今回の値上げはTANAPA管轄の国立公園だけで、独立法人のンゴロンゴロ自然保護区、天然資源観光省管轄のセルー保護区の入園料は据え置きの見込みです。

                                                         (2013年5月)


1.大雨季の雨でダルエス市内電車一時不通

 今年3月上旬から始まったタンザニアの大雨季はかなりの降雨量で、ダルエスサラームでも建設中の16階建てのビルが倒壊し、36人の方が亡くなるという惨事が起きました。
 昨年10月から運行が始まっていたダルエスサラームの市内列車(TZLとTAZARAの2本)にも影響が出ました。洪水で線路の下の土砂が流され、2週間ほど運行休止となりました。修理後、運行は再開されていますが、順調に乗客を増やし、信頼できる交通手段として認知されてきていただけに痛いところです。

 中国の習主席のタンザニア訪問時の中国の援助・投資のなかで、TAZARAのリハビリも入っていました。また、新年度の政府予算案では、TZLが市内列車の新線の開始を計画していることが発表され、期待されています。

TAZARA市内電車
大雨季で不通になったTZL市内電車

                                                       (2013年4月)
 

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