キルワ・キビンジ

タンザニア
旅行トピック
(2015年)

ザンジバル・ヌングイの海

6.TRLデラックス列車運行中

 TRL(タンザニア鉄道)の韓国から導入した新しい客車によるデラックス列車(Deluxe Train)が、現在のところ週1便でダルエスサラーム~キゴマまたはムワンザ間を運行中です。(現在のところ隔週で行き先を変えているそうです)
 ラグジュアリーな客車で「まるで飛行機のようだ」という触れこみです。十分な座席数があり、インターネット接続もでき、携帯チャージ用のコンセントもあるとか。

 ダルエスサラーム~キゴマ間の所要時間が30時間となり、今までよりも6時間短縮されるそうです。クラスは1等車がなく、2等車(Second Class)からの表示になっています。

★時刻表
 ダルエスサラーム発 毎日曜日 午後8時
 キゴマ行き の翌週が ムワンザ行き
 帰りの便はそれぞれ火曜日の午後8時発。

★料金 
 ダルエスサラームから(2等寝台、2等座席、3等座席)
 キゴマ(Tsh79,400、Tsh47,600、Tsh35,700)
 ムワンザ(Tsh77,800、Tsh46,700、Tsh35,000)


                                               (2015年4月)

5.ンゴロンゴロ自然保護区の入園料の値上げとその延期

 延び延びになっていたンゴロンゴロ自然保護区の入園料の値上げが実施されます。新しい入園料が適用されるのは2015年4月1日からです。8年ぶりの値上げです。

 セレンゲティと入園料($60)が同じになったのはともかくとして、クレーターサービス料の値上げが目を引きます。2004年には$15であったものが、その後$25→$100→$200と値上げされてきました。クレーターの下に下りるサファリカーが増え、環境保護のための制限という大義名分ですが、もう限界だろうという感じです。

 <新入園料>
  ・大人:$60/日
  ・子供:$20/日
  ・クレーターサービス料:$300/台

 ※入園料はシングルエントリーで24時間制になります。

 一方で、2015年7月1日からの入場料値上げを予定していたセレンゲティ、キリマンジャロなどを管轄するTANAPA(タンザニア国立公園)は、値上げを1年見送ることを発表しています。西アフリカのエボラ熱騒ぎの余波で減った観光客数がまだ回復していないためと思われます。

 ★西アフリカでのエボラ出血熱の流行の影響で観光客の減少しているためか、ンゴロンゴロ自然保護区当局は、4月1日からの値上げを無期限に延期し、据え置きとしています。

ンゴロンゴロのクレーター

                                                  (2015年3月)

4.マコンデ彫刻に輸出許可料が必要になった?

★その後、TATO(タンザニア旅行業協会)が担当の天然資源観光省に抗議しました。  この省は観光および森林保護も担当していますので、省内不統一でしょうか。  3月23日のTATOからの連絡では、担当大臣は許可料廃止を明言したそうです。  当然の措置と言えますが、正規の通達はまだ回ってきていませんので、  空港などの現場では混乱がありえますので、ご注意ください。(4月1日追記)

 2月17日付で、タンザニア政府天然資源観光省の林野庁から次のような通達が出ました。
観光客による木彫(いわゆるマコンデ彫刻など)の国外持ち出しに関して、以下のものが必要になったそうです。

 1)検査証明書
  ・価格が$300未満のもの:Tsh30,000(=約$16)
  ・価格が$300以上のもの:Tsh128,000(=約$70)
  ・ロイヤリティー:Tsh4,000/kg(=約$2.2)
 2)輸出許可証明書
  ・価格が$300未満のもの:Tsh38,400(=約$21)
  ・価格が$300以上のもの:Tsh128,000(=約$70)

 これだと、例えば1kgの彫刻をTsh100,000でマコンデ村で購入した場合、空港で、Tsh72,400で徴収されることになります。 マコンデ村で頑張って値切って購入した観光客が、喜んでいたのに空港で騙されたと感じそうです。 名目は森林伐採の防止、特に最近目立ってきた某国による木材輸入の防止があるのかもしれません。 しかし、急な通達で、一般には浸透していないので、空港で揉めそうです。
通達には「払わないものは空港で没収」となっていますが、どうなりますやら。

 通達では「観光客」となっていますが、「タンザニア人」「在留許可を持つ外国人」にも適用されるのか、 林野庁に問い合わせていますが、回答はありません。 しばらくはマコンデ彫刻をお土産に買わずに、様子見した方がよさそうです。

マティアス・ナンポカのマコンデ彫刻

                                                (2015年3月)

 

3.TAZARAは運行中ですが

 昨年のトピックで、TAZARAはタンザニア側とザンビア側がそれぞれ分離して運行を始めたことをお伝えした(9月)。
 しかし、その後合意され、急行列車は直通に変わりました。

 さらに今年1月になって未払い給与を求めて、タンザニア側の労働者がストライキを起こし、1週間ほど運行が止まりました。2月現在、直通列車を含め運行中ですが、旅行計画を立てる前に、最新情報を入手されるようにご注意ください。

 2014年11月の情報「タザラ鉄道」なども参照してください。

TAZARA©「Mwananchi」2015年1月29日号

                                                        (2015年2月)

 

2.南アフリカ共和国入国にイエローカードが不要に

 これまで、タンザニアに渡航・滞在している日本人が南アフリカ共和国へ渡航する際には、イエローカードの提示が必要とされていましたが、 2月3日付南アフリカ共和国政府の発表によると、タンザニアから南アフリカ共和国に直接渡航する際には、イエローカードの提示は不要となったそうです。 ただし、在タンザニア日本大使館から航空会社等に照会したところ、必ずしも現地の関係者に完全に周知されているとはいえない状況であることが確認されたそうです。

 そのため、タンザニアからイエローカードを携帯せずに南アフリカ共和国を渡航される際には、念のため下記ホームページに記載してある南アフリカ政府発表のステートメントを 印刷・携行の上、トラブルの際には相手方に提示することを勧められています。

http://www.gov.za/south-africa-reviews-yellow-fever-requirements

                                                           (2015年2月)


1.ATC(タンザニア航空)大ピンチ

  2014年12月31日(大晦日)にキゴマからダルエスサラームに戻る予定の知人がいました。キゴマまでタンザニア中央鉄道で行き、飛行機で戻って来るという計画でした。ところが2日前の29日に飛ばないというニュースが入りました。知人を送りだす前から心配していたATCの最後の飛行機が故障し、飛べないのだということでした。前日には、チャーターして飛ばすという情報が入り、その後出発時刻が二転三転し、情報に振り回されましたが、ともあれ知人は帰って来ることができました。なんとライバル会社のPWの飛行機をチャーターしたのでした。

 ATCは元々は国営会社でしたが、2003年に南ア航空が49%出資して民営化・国際化の道を歩み出しました。しかし、2006年にタンザニア政府と南ア航空とが決裂し、再び国営に戻りました。その後の軌道は、民営化がなかなか進まない社会主義時代のほかの公社(TZL、TAZARA、TANESCO、TTCL)などと同じく茨の道をたどりました。リースした飛行機が程度の悪いものだったのに、国際相場以上のリース代を取られていたなどといううわさも飛び交いました。担当の運輸大臣が「新しいリース気を探すより、経営陣の刷新が先だ」とテレビ番組で語ったそうです。

 

                                                       (2015年1月)
 

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