ミキンダニ。オールドボマホテル

タンザニア
旅行トピック
(2011年)

ルアハN.P.クードゥ"

4.タンザニア鉄道(TRL)、再国営化

8月1日からタンザニア鉄道会社(Tanzania Railway Limited)が、再度国営化されると発表されました。

社会主義時代には、タンザニア鉄道公社(Tanzania Railway Corporation)と呼ばれていたものが、民営化され、インドのRITESという会社が51%の株を取得し、経営を始めたのが2007年の10月でした。
しかし、RITESは新規の投資をほとんどせず、インドから中古の客車をもって来て、3等だけの急行列車を走らせたりしたのが、唯一の新企画だったでしょうか?
合理化の過程で大幅な人員整理、保線作業の委託化などを行い、タンザニア人労働者との対立、ストライキは日常茶飯事となりました。
大雨季に線路や橋梁が流されたり、脱線事故も起こり、ダルエスサラーム発の列車が止まり、ドドマ発着になっていた時期、あるいは全面運休になっていた時期も長かったです。

2009年には経営危機が表面化しました。RITESの目指す合理化案にタンザニア政府がストップをかけたのです(「ダルエスサラーム通信」第83回参照)。
現在は、ダルエスサラーム発キゴマ行きの列車がひっそりと週2便(最盛期は週5便)走っているだけで、タボラ+ムワンザ間は運休中です。かつて1,800両あった貨車も、いまや600両しかないということです。

今回、RITESから経営権を取り戻したことを、TRL労働組合は「100%タンザニア人の経営でいく」と高らかに勝利宣言しています。
しかし、南ア航空から経営の主体を奪い返したタンザニア航空、ATC(Air Tanzania Corporation)が、飛行機の修理代が払えずに、2月から全く飛んでいない、倒産寸前の状態であることを考えると、再度の 国営化というのは、時代の流れに逆行する、時間の浪費のような気もします。タボラ、キゴマへは半年飛行機は飛ばず、バスと細々とした列車の輸送に頼っている状態です。

             (2011年8月)


3.イエローカード、ザンジバルでは再導入騒ぎ

昨年後半、北部ウガンダで黄熱病が流行し、報告されているだけでも50人 以上の死者が出ているようです。タンザニアの国境防疫体制も弱いことで すし、広がらないことを期待しています。

さて、黄熱病の予防接種証明書 (イエローカード)は、汚染国に指定されている国・地域(多くのアフリカ 諸国と南米諸国などが該当します)に滞在して、タンザニアに入国する人に は必須とされ、もし持っていないと、国境の検疫所で接種される($50)という ことになっています。しかし、日本から、例えばヨーロッパとか、ドバイ、ド ーハといった非汚染地域経由で来る旅行者には、要請されていません。

1月26日付け、ザンジバル自治政府の保健省の通達で、ザンジバルへの入国者には、 イエローカードが必須とされたので、大騒ぎとなりました。 タンザニア本土ではそういう通達がありません。
・ダルエスサラームに無事入国した旅行者が、同じ国内であるザンジバルに行くの に必要なのか?
・アディスアババ(エチオピア)経由で来たが、アディス空港から出ていないのに、 キリマンジャロ空港で接種された。
・$50払ったら、接種せずにカードだけくれた。
・予防接種後10日目から有効なのに、空港で接種しても意味がない。
など、タンザニアの旅行業界では、メールが飛び交いました。

そして、2月3日付けで、ザンジバル保健省が、通達を撤回し、「従来通りの規制」と いう新たな通達を出したので、一件落着。泰山鳴動、お騒がせという結末になりました。 ザンジバルでは、2月9日からの音楽祭(Sauti za Busara)に向け、多くの観光客が訪問する はずですから、大騒ぎになったかもしれません。ただ、タンザニアが汚染地であることは 事実で、隣国で流行していることもあり、いつ必須とされるかもしれません。 我が身を守るためにも、事前に予防接種を受けてこられることをお勧めします。 10年間有効ですから。
                                        (2011年2月)

2.Sauti za Busaraに日本人とタンザニア人の混成グループが出演

第8回ザンジバル国際音楽祭(Sauti za Busara)が2010年2月9日(火)~13日(土)に開催されます。

今年は第6回のBusaraに出演した親指ピアノ奏者サカキ・マンゴーさんも参加する「Sukiafrika Sukiyaki Allstars」という、アフリカ勢とのユニットバンドが出演します。 公演日時は、2月10日(木)19時から。

CHIBITEのジュリアス・ザウォセも参加する体に障害を持った音楽家たちが参加している「Tunaweza Band」は9日(水)17時より。
ザンジバルの歌姫Bi Kidudeは同日19~20時に登場予定です。

Sauti za Busaraの最新情報は、下記のホームページをご参照下さい。
http://www.busaramusic.org/                                         (2011年2月)

1.新紙幣の流通始まる

1月から新紙幣の流通が始まりました。従来より、少し小さめになり、色が鮮やかというか、派手になったので、慣れないうちは「子供銀行券」のような感じです。 旧紙幣との違いは、500シリング札がバッファローから、ザンジバル初代大統領のカルメの顔に変わったこと。透かしがキリンからニエレレになったことでしょうか。色落ちすることもあるので、 注意が必要かもしれません。
なお、旧紙幣は依然として流通し、使用期限はないと発表されています。

新500シル札" 新1000シル札" 新2000シル札" 新5000シル札" 新10000シル札"



                                        (2011年1月)
 

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